先週は持ち方をずっと話題にしておりました。
まだお読みでない方は、お時間のあるときにちらっと読んでみてください。
あまり良くない状態、について話しています。
この記事がスタートで、そのあと4回ほど続きますので、時間のあるときに。
あまり良くない状態のあまり良くない理由を書いています。
もし、そのあまり良くない理由が当てはまらない場合は、問題ないのでそのままでもいいと思います。
うまくいかない問題の原因が、持ち方に隠れているかも知れませんので、当てはまることがないかチェックして見てください。
で、まずは、今日のブログを読んでいただければうれしいのです。
今日の話題ですが、
「孔をしっかり塞ぐ」に関して、どうやって練習したらいいかをもっと具体的に話せ!
ということです。
積極的にやってみることを説明します。
孔をしっかり閉じた状態からはじめる
初心者の方にオススメすることとして、
出しやすい音から吹き始める。
といったことがあげられます。
その場合、だいたい方は、ヒ、ハ(都山流)の指使いからはじめるのではないでしょうか。
孔があいた状態の方が音が出やすい、という理由ですね。
全閉じのロなんかは、ちょっと出しにくいと思います。
孔があると閉じたくなるのが人です。
全部を閉じた状態をスタートと思ってしまうのが人です。
なので、全部閉じた状態から吹き始めようとするのも当然です。
でもそれでは、非常に吹きにくいので、あまり練習にはなりにくいため、初心者の方には、孔の開けた状態で、音を出す練習をしてもらいます。
練習のスタートが、孔を閉じない状態になります。
初心者のときからそうしていると、音が自由に出るようになっても、孔を全部閉じる、という前提で中指をセットしない現象が起こってしまうんですね。
そのため、孔を閉じにくい状態の持ち方で、孔を押さえようとしてしまうわけです。
持ち方もそれでいいと思ってしまいます。
無理やりに押さえていることにも気がつきにくくなります。
じゃあ、そうならないために、
もうそうなってしまった人も、
どうしたらいいかというと、
「孔をしっかり閉じた状態」からスタートすること
が解決の糸口になります。
その状態を作ってから、孔を開けて出しやすい音から吹き始める。
ということですね。
孔を指への違和感なくしっかり閉じることが出来た状態。
リラックスした指で孔が塞げている状態をまずは作ってください。
そのときの中指の位置が大事になります。
孔を上手く塞げないときは、指を動かして、操作して、塞ぎにいっているんです。
塞ごうとしにいくからうまく塞げない。
リラックスした状態の指、かるく丸まったような曲がった指で、孔をすべて塞げた状態を実感してみてください。
閉じやすい持ち方でしっかり孔を閉じた状態を作ってから練習する。
とても、当たり前のような話です。
でも、それを邪魔してしまう要素があちこちに潜んでいます。
それを避けてください。
避けるためには、知っていた方がいいですよね。
気になったら、この記事の冒頭にもどって、先週かいた持ち方に関する記事、4本ほどあります。
ぜひ、読んでみてください。
では、ごきげんよう。
※今日のごはん写真
とても残念な会話になりますが、
「○○さんは、伸ばした指でもって演奏してもうまいぞ!」
「○○さんの持ち方はそうじゃない!」
といったやりとり。
これはめちゃくちゃ残念です。
はい、その人は、それでもいいんです。
あなたは、それで出来るか。
がポイントです。
もうすでに上手な人、出来る人、の話ではないということです。
これから、どうなっていくか、その参考となる話をしています。
成功例だけでなく、失敗例も知っておいた方が圧倒的に効果があります。
効率が上がります。
そんな話をしています。
僕の言う、良くない状態でも上手くなる人、上手くなれる人、上手い人、そりゃ、いますよ。
それを、どう捉えるかです。
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