「1拍パク、2拍パク、3拍パク」練習の応用編その4、ちょっと難易度があがる「二音1拍パク」

とても楽しい内容の記事を書いていたのですが、すべて消えてしまいました。。。

そして、気を取り直してもう一度書こうと思っているのですが、かなり絶望しております。

先ほど書いていたようなテンションには戻れないと思います。

 

だって、今食べている餃子の味が全くしません。

 

すべてを書き上げずに途中で餃子を焼き始めた僕の責任なのでしょう。

さ、気を取り直して。

 

さてさて、ここしばらく、短い音出し、ショートトーンのお話をしています。

始まりは次のブログ記事になります、

「1拍パク、2拍パク、3拍パク」パクパク奏法で短い音出しを練習しよう。

お読みでない方は、お時間のあるときに読んできてくださるとうれしいです。

今日までに、パクパク奏法による、1拍パク、2拍パク、3拍パク、の基礎編とちょっとした応用練習を紹介しています。
順を追ってよんでいただけるとさらによろこびます。

 

短い音出し、ショートトーン。

これが大事だと言っております。

 

尺八を吹く方は、まあ、ロングトーンの練習が大事だと言うと思います。

 

ロングトーンの練習が一番大事だと。

それが一番大事だと。

 

ダメになりそうなとき、

 

負けないことよりも、

投げ出さないことよりも、

逃げ出さないことよりも、

信じぬくことよりも、

 

ロングトーンが一番大事だと。

 

でも、あえて言っておきます。

 

一番大事ではないです。
それだけはないです。

と。

大事な練習になるのならば、ロングトーンの練習内容、目的がとても大切です。

とにかく長く、音を伸ばそう、絞りだそう、といった練習ではいけません。
それは、そういった技術の練習だったり、複合する技術によって成り立ちます。

基礎練習、として取り組むのならば、それらの要素を分解して練習することがスタート、始まりとなります。

 

とにかく長く伸ばせば、上達する、上手くなった、問題解決出来る、とおもっていたら危ないです。

上手くなりたい、上達したい、と思った人が、長く伸ばすことを目的とした動作をとった時点で、あまりよくない状態をただ続けるだけになります。

 

くじら式の基礎としてのロングトーンは、あくまでの短い音出し、ショートトーンの延長であることです。

短い音出しを変わった練習、ときどきやる練習、とおもわないでください。

これは、基礎です。

 

そんなことない。

いままでやったことない。

誰も言っていない。

伝統ではそれはない。

習ったことない。

 

といった反応があるかもしれません。

出来る人は別にいいです。

なにか問題を抱えていたり、上手くなりたいと思っていたり、学んでいる途中だなと自覚があるのならば、基礎練習だと思って取り入れましょう。

 

今日は調子が悪い、、、といったときこそ、自分を支える基礎、土台から動作を見直すことが大事です。

ウォーミングアップ、準備体操の大事さは、いろいろな別のジャンルでもその必要性がわかっていると思います。

 

でも、尺八を吹くときにいきなり、ロングトーンで音をだしていませんか?

それは、寝起きでマラソンするのと同じです。

 

なんとなくやっている練習は、動作の確認、準備運動、ウォーミングアップ、をすっ飛ばしていることにも気がついていただけるといいなと思います。

 

 

むむ、一回目と話題の方向性が変わってしまったような気がする。。。。

さて、今日の本題です。

 

■それが、「二音1拍パク」です。

1拍の間に一息で二音を吹いて、息継ぎをして、次の音を吹く、の連続です。

通常はあまりやらない動作、あまりオススメしない息継ぎの仕方です。
でも、必要なときがあります。

必要なときがあるのに、練習していなければできません。
また、ついつい、うっかりやってしまったときに、失敗パターンにならない様にするためにやっておきます。

例として、このように、ハチ、レチを連続で吹きます。

ハチだったら、一拍の中で、ハを半拍、チを半拍、一息で吹きます。
ハチと二音を吹き終わったら、必ず口をパッと開けます。

口を閉じたまま吹き直すのではなく、口がパッと開いてリセットされるのがポイントです。
(ちなみに、これは、一音での1拍パクもおなじですよ。)

口がパッと開いたときに、息継ぎをするというよりも、自然と空気が入ってくるような、感覚です。
ずーっと永遠に続けられるような感覚になっていたら良いと思います。

 

うっかりすると、連続ではなく、一拍間にお休みがはいってしまうかもしれません。

口を閉じたまま、息継ぎの感覚がないまま、つつけてしまうのはNGです。

そうならないように気をつけてください。

 

また、動画のように、ハチ、チレ、レツ、ツロ、と連続でできるようになるといいですね。

この同じ音を吹き直す。という動作こそ、しっかり練習したいものにもなります。

 

尺八は、ある段階から、「連続音を吹き直すことは悪、間違い」のように考えてしまう、指導してしまう人もいます。

決してそんなことありません。

問題点の原因がその連続音の考え方の場合の人もよくいます。

 

パクパクを伴って、しっかり吹き直す技術。

 

身につけていきましょう。

 

とかいいながら、

 

やってみたら、

多分、すぐ出来ます。
多分、すぐ使えるようになります。

 

でも、これができれば、難なくクリアできるような場面にずっと悩んでいるかもしれません。

そんな人でもこの練習はすぐ出来ます。

 

なるほど、と思って体が理解すれば、クリアできなかった場面が、急に出来るようになるかもしれません。

 

 

これが出来るようになると、前回お話しした「三音2拍パク、三音3拍パク」のバリエーションが増えます。

次回は、それを紹介したいと思います。

 

では、ごきげんよう。

 

 

 

※今日のごはん写真

ブログを書いているときに大事なことは、保存することですね。
それが一番大事。

二回目なので、一回目に書いた内容と少し変わってしまいましたが、言いたい本質は同じだと思います。

まあ僕のブログをよく読んでいらっしゃる方ならなんとなく想像がつくかと思います。
長い前置き、話題の枝葉、例え話、詳しすぎる説明が、カットされたのだろうと。

シンプルになって読みやすくなったんじゃないかと。

それは言わない約束でお願いします。。。

 

 

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