人によっては僕のレッスンで嫌な思いをする人もいます。

さて、なかなかな、ブログタイトルだなと、我ながら思っております。

このブログを熱心に読んでいらっしゃる方は、わたくし、鯨岡のめんどくさそうな性格がなんとなく伝わっているかと思います。

 

え!

なんとなくどころか、まるわかりだと。

 

なので、きっと今回のブログタイトルには、納得、という印象を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
そうかもしれないなと思っていた方も、確信、に変ったかもしれません。

 

はい、そうなんですよ。

 

たまに、気分が悪くなってしまう、嫌な思いをしてしまう方もいらっしゃいます。

 

でも、そんなときは、僕も嫌だなぁとおもっているので、だいたいお互い様ですね。

 

動画では、ニコニコと、ワンポイント講座!とかいって、白鯨岡(白くじらモード)でお話ししております。

ブログでも、できる、を応援します!

独学がんばってください!

とか、いい人な感じでやっております。

 

ですが、

 

ですがね、

 

もう、気づいている人は気づいていると思いますが、結構な闇を抱えております。

いわゆる黒鯨岡(黒くじらモード)というのが、当然あるわけです。

 

僕の白くじらモードを信じて、結構レッスンのお問い合せをいただいております。

 

がしかし私、黒くじらモードが露呈するのを必死で隠すために、レッスンはお断りしている場合も多くございます。

 

僕自身のレッスン内容が、人によっては嫌な気持ちになるだろうな、ってわかっているからなんです。

 

 

僕自身の経験や、指導の結果からみると、

具体的に理解した方が、問題点が明確になって、何をどうすれば良いか、に取り組めます。

 

だからこそ、問題が解決して、短時間の練習やレッスンで効率が上がって、苦しいとかしんどいとか、と無縁になります。

 

僕が、腹式呼吸、とか、肺活量、とか、丹田、とかその他いろいろありますよね、具体的ではないもの、を嫌う理由はそこにあります。

これを理解して下さる方がいらっしゃったら、本当にうれしいので、泣いて喜びます。
いいね、リツイート、応援メッセージください。

つまり、具体的に体験して、実感して、実戦してもらいたい動作を、ご自分か理解している腹式呼吸に置き換えられてしまうと、なにも伝わらないのです。

知らない知識にたいして拒否をして、知っている知識で対応してしまおうとして、動作や理解がねじれる。

 

その人が、知っている言葉を使ってあげて、わかっているつもりの動作を推奨して、「後は練習すれば上手くなりますよ。」というレッスンをするのは苦手です。
というか、出来ません。やりたくないです。

「腹式呼吸が意識できたらいいですね。」

「肺活量がたりないから、むずかしいかな。」

とか言われた方が、安心する人は大勢います。
でも、僕いいたくないんですよ。絶対。

それは、僕にとっては、指導放棄だから。

 

 

例えば、大人に腹式呼吸といったら、なんとなくわかると思います。

でも、なんとなくわかるだけで、尺八を吹くための決定的な動作につながりません。

むしろ、決定的な動作から離れて行ってしまうことさえあります。

 

また、専門用語っぽい物、これお腹式呼吸とかも含みますが、アパチャ、アンブシャ、などの用語。
意識高い系だったり、政治家とかが、急にカタカナ語を使い出すのに似ていますよね。

単純にそれを指す言葉なので、唇の穴、とか、唇の形、ってふつうに言いますし、もっと細かく伝えたい場合は余計な言葉になります。

 

基本的に息の流れが優先していることを考えて欲しいので、「唇」を主体にしたくないんです。

僕自身にレッスン方針のねらいがあります。

 

用語を知っていることで、わかったつもりになっている状態が一番怖いからです。

用語を知っている上で、共通の認識のことばだと確信できたら、そういった専門用語をつかうこともあります。

 

僕は一切使わないので、そういった言葉を知っている人、使って欲しい人は、僕にその知識がないのかと思ってか、不信感を抱くわけです。

尺八ごときとか、若造が、といった感じでしょうかね。
いやー、なんというか、知識がちゃんと理解されていて、実践できていたら、結果は出るので、べつにそれでいいのですが、言葉を使いたがる方ほど、結果が出ていません。

その実践できない知識で対応できるとおもっているので、こまったことに困った動作を繰り返すわけです。

なので、さらに踏み込んでわかりやすく、問題の決定的な部分を意識するための動作の話になると、自分の知識を否定される感じに受け取る方も少なくありません。
物を知らない奴となめていた僕から、具体的に指示がでて、知らない知識や情報が襲いかかってくるわけです。

知らない、からレッスンを受けているので、すなおになるほど、と思えば良いのですが、専門用語を使わない僕が、自分の知らない知識や情報を出してくるので、否定したい気持ちが生まれるのでしょう。

 

知識で知っていても、勘違いしているし、できていないんだから。。

知っている知識で、クリアできるのなら、成果が出ています。

 

成果が出ていないから、問題を解決するために、僕はあたらしくその人が知らない知識を提案します。

知らない知識に対する拒否反応のあるなしは、成長や上達にものすごく影響があります。

 

なるほど、やってみるか。と素直にやってもらえる方は、ほんとうに少ないので、どんなにありがたいと思っています。

 

古い知識は、いつか更新されるときがあります。

その知識や経験が高レベルにあれば、応用ができて成果が出ます。
でも、そうならないってことは、中途半端な知識なのです。

ごめんなさい。

・結果の出ない古い知識

・中途半端な知識

は、邪魔でしかありません。

 

知らないことは、恥ずかしいことではない、と思って欲しいのです。

なにも否定されていません。

知らなかった、ただそれだけ。

 

でもそれはかなり難しいようです。

かなりの拒否反応がでますね。

で、あら、っと僕も思うわけです。

 

僕も闇を抱える未熟者なので、僕のどす黒いプライドがイラっとしてしまうわけです。

習うことを拒否されているなーって。

まあ、これはしんどい。

 

 

信じて実践してもらうしかないんですね。
の気になって、やってもらうしかないんですね。

余計なアレンジが入ってしまうと、もう違うんですね。
自分の予測できる範囲の中で、やられてしまうと、それももう違うんですよね

 

 

ではごきげんよう。

 

※今日のごはん写真

なるべくわかりやすく、なるべくつたわるように、日々悩んでいます。

いい加減に、それなりに、レッスンすればいいのかなと思ったりもします。
思ったように結果を出せず、上手く伝わらないときは本当に申し訳ないなと、もっとわかりやすく、せねば。と思います。

失敗の動作、というのは、音も出ません。息もしんどい。でも、それをついついやってしまうわけです。
よい動作を経験して、体感しても、その動作をやり続けようとせずに、悪い状態の動作にもどってしまう。
音がビシッと出る、という修正した動作よりも、なぜか失敗の動作を優先しちゃうわけです。

わかりやすい例は、

楽器を当てなければ、ビシッと力強い息の流れをつくって、息を出し続けることができる。

のに、

楽器を当てたら、途端にその息じゃなくなって、しおしおモードで吹いてしまう。

結果が出る動作が、やりたい動作になるようにする。
結果が出る動作が、「結果が出ない動作なのにやりたい動作」に、勝つには、優先するようになるには。

時間の過ごし方や、意味、価値、なんらかの報酬、それらをひっくるめて考えないといけないのかなと。
つくづく人は論理的ではなく、不合理な生き物だと思います。

 

【アイキャッチの写真募集します!!??】
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