先日かいたブログの中の一文をもう少し深掘りします。
そのブログはこちらです。
全文を読んでいただいた方がわかりやすくもなると思いますが、今日のブログを読んだだけでもわかるように頑張って書きます。
興味がわいたら、お時間のあるときに読んでください。
さて、取り上げるのはブログの中で書いたこの文章です。
2割は、何をしても、どうやっても、尺八に興味を持ってくれません。
2割は、何をしても、どうやっても、尺八を好きでいてくれて、応援してくれます。
6割は、尺八業界次第です。
尺八がどういう姿勢をとるかで反応が変わります。
6割の中にも、それぞれ違う様々な可能性が考えられます。
この文章です。
まあ、これに似た話は何回か書いているので、またこの話かと思う方もいらっしゃるかも知れません。
いつも、ブログ読んでいただきありがとうございます。
どうぞ、またお付き合いください。
さてさて、もしかするとこの「2：2：6」という割合そのものが微妙かも知れませんね。
でも、今回はこの割合でお話していきます。
何をしても、どうやっても尺八を好きでいてくれる、応援してくれる人達が2割。
（現実的にはもっと少ないと思いますが）
この2割を相手にしていれば、10割、つまり100％ですから、多数派というか、大きな支持を得られているように思えます。
安心も出来ます。
2割を相手にすることがとても重要に思えます。
でも、残りの2割と6割、の方が多いですよ。
2割は何してもダメだから、ぬいても6割の層。
この6割の層にどうアプローチするかは、とっても大きなことです。
6割の層へのアプローチのことを「無駄なこと」と思う人も多いです。
でもちがいます、2割はなにをしてもダメですが、それを含める8割へどういった態度をとるか、はとても重要なんです。
だって、8割の内、6割は、こちら次第なんですから。
「需要のあるところ、すでにニーズのあるところに応える。」
「需要の無い、ニーズの無い8割に向けてアプローチする。」
これは共に考えておかなければいけない大事な柱です。
勘違いしやすいのは、「2割のニーズに応えていれば、6割にも影響が与えられる」という考え方です。
軸足を何でも受け入れてくれる、応援していくれる2割においてしまったら成果はイマイチです。
改善点、要望、物足りないこと、そういったものを性格に拾い上げることは出来ません。
軸足におくのは、「絶対に興味をもたない2割」とするのは言い過ぎですがそれくらいでもいいです。
「こちら次第でアクションが決まる6割」にちゃんとスポットを当てて、アプローチすることなんです。
これで、ちゃんと新規が6割の中から生まれてきます。
こうやって少しずつ大きな母数にアプローチしていくことが出来ます。
いいものはいい、最高のモノを、トップのニーズに応えれば、裾野は広がる、といったものは、幻想です。
これは、間違えやすいので、気をつけた方がいいです。
すでにニーズのある、2割にだけむけて、応え続けていたらどうなると思いますか？
その2割の「何をしても、どうやっても尺八を好きでいてくれる、応援してくれる人達」がさらも「2：2：6」に別れていきます。
その事実に気がつかず、またその2割、またその2割と徐々に徐々にひっそりと母数が小さくなっていくんです。
こうやって減少、衰退が起こります。
だから常に元のグループの6割を意識しておかないといけない。
ニーズに応えて、要望に応えて、行っているはずが、減少、減衰、衰退につながる行動になってしまいます。
すでにいるコアファンだけでなく、いかに多くの人を巻き込めるか。
考えて実践していかないといけませんね。
では、ごきげんよう。
※今日のごはん写真
芸術とビジネス、追求と普及といった話題にもかかわってきますよね。
難しく考えればキリがありません。
まず、目指すモノ、理想とするモノで違います。
そして、気づきにくいことですが、その人その人の置かれた立場によって違います。
善と悪でも無いんですが、善悪で語る人がいるの気をつけたいところだと思います。
一つ言えることがあるとしたら、自分の役目は必ずあるということです。
どのステップに自分をおくか、自分の役目は次につなげる役目だと思うことです。
自分が高みを目指すことを考えると、ちょっと視点がずれてきます。
主体を誰にするか
自分を主体にするのか、聴衆を主体にするのか。
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