舞台袖でかけられた質問「それは何ですか?」

予想以上に世間は尺八を知らない。

 

実録!僕が出会った世間からみた尺八のイメージってカテゴリで書き始めますから、一番衝撃的な言葉から始めたいと思います。

尺八をもって立っていたら、おじさんに声をかけられました。

「それは何ですか?」

もしかすると、あるあるかもしれません。

 

え!!!あるあるじゃ、やばいでしょ!!!!

 

中学校の初めての英語の例文じゃないんですよ。ニューホライズンじゃないんですよ。

「それは何ですか?」

舞台袖で演奏の出番を待っているときにかけられた言葉です。

 

20年位前ですね。
大学生の頃にお箏の先生に頼まれてイベントでの演奏でした。

舞台袖で、おじさんにかけられた言葉です。

 

 

(‘ω’)「それは何ですか?」

 

「これは尺八という楽器です。」( ゚Д゚)

 

(‘ω’)「どこの国の楽器ですか?」

 

「これは日本の楽器です。」( ゚Д゚)

 

 

 

文字に書き起こしたら、マジでニューホライズンかよ!の例文みたいな会話でしたね。
ちなみにそのときは、着物きてましたwww

 

 

それだけ、尺八ってしられていないんだなー。

興味持たれていなんだなー。って思いました。

尺八を吹いている人にとっては、「そんなわけあるかい、盛りすぎ、嘘松」とおもうかもしれません。

が、「そんなわけあるかもしれん。」と思っておいたほうがいいです。

絶対にいいです。そこからスタートしましょう。マイナスからのスタートです。
そんな状況だからこそ、いい音、いい演奏、楽しい時間を過ごしてもらえば、尺八や箏は楽しいものとして、ポジティブに受け止めてもらえます。

注意することは、マイナスのマイナスにしないようにすることだけですw

 

演奏後、「はじめて聞きました。とてもいい音ですね!」とおじさんは話しかけてくれました。

この言葉を聞いて、僕はがっかりではなく、むしろ、やっていけるのではないかとも思いました。

大人の方でも、知っているようで知らない楽器、日本の楽器なのにあまり聞く機会がない。

でも演奏を聴いてもらったら、「いい音ですね」って。

 

尺八、やっぱすげぇじゃん!

おれ、がんばろ!

 

と素直に思った、20年前の鯨岡くんでした。

 

 

では、ごきげんよう。

 


☆Twitterあります!フォローよろしくお願いいたします。

尺八:鯨岡徹のTwitter
https://twitter.com/kujira108

箏:藤崎浩子のTwitter
https://twitter.com/fujisakihiroko

☆YouTubeあります!チャンネル登録お願いいたします。
いさなミュージックチャンネル
https://www.youtube.com/user/isanamusic

 

TOP