過去の栄光にしがみつくな!下手な自分の成功体験を振り切るためのアプローチ。

尺八を練習していると、過去の自分の成功が、足を引っ張る場合があります。

という話題でお話しています。

 

初心者、中級者の段階ほど、ご自身が変化し、成長するので、その変化に合わせて変化・対応することができないと、上達のチャンスを逃してしまいます。

 

さて、どうやって、過去の自分を振り切りましょうか?

どうやって、過去の成功体験に頼るのをやめましょうか?

 

 

答えは、「成功」の基準を変えることです。

自分が達成したい目的を優先するということです。

 

例えば、

「息がスムーズに力強く流れる」ことを優先したいと思っているときは、「音が出る」という結果にこだわらない。とします。

 

通常は「音が出た」成功、\(^_^)/やったー!

ですが、

「息がスムーズに力強く流れる」ことを優先できずに「音が出た」は、バツ、失敗です。

音が出なくても、「息がスムーズに力強く流れる」状態を達成できていたら、それは成功、\(^_^)/やったー!とします。

 

本能的に、過去の成功、過去の状態、音が出る状態を作ろうとします。

それにあらがって、息の流れの方を優先させる、鉄の意志を持つ練習です。

 

その中で、音がでるポイントに、角度に、距離に、調整します。

 

このときも優先することは、「息の流れ」です。

新しく手に入れた、成長した「息の流れ」で最適な音が出るポイントを探しなおして、「成長した音」を手に入れましょう!

 

 

他には、

難しいフレーズを吹くときにタンギングを多用してしまう。タンギングをやめたい。

これの解決は、音がでなくてもいいから、タンギングをしないで吹くことを優先させる。
タンギングではない方法で音の切り替え、粒、を作ることを優先します。

音は出なくていいです。間違ってもいいです。

タンギングをしなければ、成功なんですから。

同じ考え方ですが、これが、成功の条件、成功の基準を変えるということです。

 

でもこれも、本能的にそれを邪魔してくるんですよ。
過去の自分が、過去の成功体験を作った自分が。。。

それを振り切る鉄の意志。

成功の基準をかえれば、確実に上達するチャンスをつかむことができます。

 

怖がらずに、いきましょう。

 

練習は練習です。

練習なんですから、本来の目的を達成せずに、過去の自分の音を出して繕っても意味はないのです。
一見、成功と見える目先の出来事にごまかされずに、本当の成功、本質的な成功をめざしてください。

 

つかんでいる命綱をはなして、次の岩場にジャンプしてみましょう。
命綱だと思っていたロープは、自分を縛り付けている足かせかもしれません。

 

大丈夫です。尺八吹いているだけの話で、死にませんからw

 

ジャンプに成功して次の岩場に立った瞬間、見える景色はがらっと変わっていると思います。

 

 

きっとそのうち、次の岩場も見えてきます。
その時は、もうやり方をわかっているはずですから、またチャレンジしてみましょう。

 

成功とはなにか?何を実現したいのか?
道筋をたてて順序良く、具体的に。

きっと、これまでより上達が早くなると思います。

 

 

ではごきげんよう。


ワンポイントアドバイス、文字では限度もあります。
もうちょっと詳しくって方は、ぜひレッスン受けに来てください。
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