じゃじゃ、大人の方が尺八を始めたいときは一尺八寸でやろうぜ!のままでいいの??

体の大きさの面から、子どもことを中心にお話ししてきました。

では、大人の方が始める場合は、今までどおり八寸でいいでしょ!と思うのは簡単です。
ここでも、僕は一尺六寸管はありだと思っています。

大人になって始める方でも、一尺六寸の尺八から入門できるといいのではないかと思います。
音を出すことにおいて肺活量に頼らないとはいえ、鳴らす、という状況を作るとしたら、八寸より六寸の方が楽です。

そして、一番は八寸管はちょっと重いです。(悠になるとなおさら)
持つこと、吹くこと、指を動かすこと、少しでも負担を減らして、取り組み安い状態を導くならば、一尺六寸で始めるのはありですね。

 

先日も書きましたが、始める動機がとても大事です。

「春の海を吹きたい。」だったらそうすべきです。
春の海を吹く前には、この曲とこの曲をやってもらわないと困る、やっぱり八寸管で。。。というままでいいのでしょうかね。

基本練習の教則本は、長さは関係ありませんし、尺八同士の合奏なら、楽器の長さの問題はありません。
また、春の海という曲を題材にして、指使い、音の練習、楽譜の読み方を順序よく学んでゆく方法はあります。

すべて指導者の工夫次第です。

 

体にあった楽器。

鳴らしやすい楽器。

楽しめる楽器。

 

これってなかなか大きなポイントだと思います。

たくさんの人に、尺八に触れてもらいたい、吹いてもらいたい、と考えるなら、ならば、価格面の他にも楽器の長さというものもとても大事だと思います。

 

「安価で購入できる、なる八くんより高性能の一尺六寸管」の登場を心待ちにしております。

現実面で問題は多いのかもしれませんが、もっと大きな問題が起こる前に、僕ができること少しでもアクションをしておきたいなと思います。

悠の六寸管は資金面で頓挫しているとのこと。
こんなときこそクラウドファンディングなどで資金を集められるといいのですが、果たして。
先にお金を集めると言うことは、期待値や必要とされているかどうかが先にわかってしまうという面もあります。
現実がわかり火が消えてゆくのか、現実を知り火を燃やそうと力があわさるのか。
知るのが怖いです。

自分の出来る範囲の活動、手の届く範囲で奮闘してゆきます。

共通の話題をもてる方々とゆるくつながっていたいなとも思います。
必要なときに、やりたいと思うことで、力を合わせることが出来るような関係性というのか。

それぞれが得意なことで力が発揮できるような。

 

で、僕はというと、子どもたちのために、一尺三寸の水道管尺八、数十本ほど作れないかなと思っています。
もし、つくる!って方がいらっしゃったら予算のご相談などしたいので、ぜひお問合せをくださーい。

 

ではごきげんよう。


ワンポイントアドバイス、文字では限度もあります。
もうちょっと詳しくって方は、ぜひレッスン受けに来てください。
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