ありとあらゆるジャンルで、新規のファンや同志を獲得する際には最新の注意が払われているようです。
Twitterで拝見したこのつぶやき
・他作品を引き合いに出して叩かない
・「これ見ないのは人生損してる」は禁句
・見ろ!とか買え!の強い命令口調を極力避ける
・自ジャンルのただの自慢にならないように
・最終的に履修するかしないかの判断は相手に任せる辺り頑張って心がけてるけどできてないこと多いし、不快でない布教ムズイよ
— 名路D科 (@Melodica_Melody) April 22, 2019
おそらく似たような類いのものが、幾度となく語られてその度に整理されてきたんだと思います。
物事は、どんなジャンルでも置き換えてみること、自分の関わっているものに置き換えて想像することができると考えています。
なので、僕は、異ジャンル、異業種、どんなものでも、成功例、失敗例、いろいろなものを、尺八、和楽器に置き換えて考えてきました。
例えば、興味を持ってもらうこと。
どうやって入り口に気がついてもらうか、入り口からどの部屋に興味を持ってもらうか?
その先の部屋に入ってきてもらう様にした方がいいか、その部屋でも充分楽しんでもらっていたら、それでもいいか。
和楽器に関して言えば、ようやく入り口に気がついてもらって、足を踏み込んでもらえたというのに、すぐに古典、本曲、と奥の部屋にあるものを押しつけてくることが多くあります。
経験者は有益なアドバイスとして言っている場合もあります。
さて、それは初心者の立場にたっての発言でしょうか?
経験者だからこそできるアドバイスは、経験者と初心者の違いを無視したアドバイスかも知れません。
初心者の立場に立つと、今は、いらない、求めない、アドバイスかもしれません。
奥の部屋にいくには、途中の道のりもあります。
最初の部屋と平行に並んだ別の部屋だってあります。
そしてそれぞれが先へとつながっています。
どの部屋で楽しむか、どの部屋で遊ぶかは、自由です。
差はありませんし、違いもありませんし、正しいも間違いも決してない。
「それはそうだけど、これは違う!」とか頭の固いことを言わずに。
そんな風に思っていないと、Tweetされた「不快でない布教」の実現は、本当に難しいと思います。
友人が今放送中の「仮面ライダージオウ」にビシッとはまったとする。
仮面ライダーを語れる友人になって欲しいと思い、布教を試みるとして。。。。
取り合えず、前作の「ビルド」を紹介するのか。
それとも、最近アナザーで出演した「アギト」「響鬼」を勧めるのか。
はたまた、平成ライダーなら、「クウガ」を見るべしと平成ライダーの始まりを勧めるのか。
自分の一番好きな「龍騎」を勧めるのか。
それなら、「555」だって「カブト」だって捨てがたい。
今活躍している俳優さんがでてるってことで、「電王」「W」「フォーゼ」「ドライブ」だっていいかもしれん。
ならば、あいつが気になっている女優の内田理央さんも出てるから「ドライブ」を勧めるのか。
いやいや、それなら、昭和ライダーも見るべきだと「仮面ライダー」を本郷猛をすすめるのか。
とまあ、いろいろ考えてみても。
「いや、おれ、今の仮面ライダージオウが好きなだけだから。」
とか答えが返ってくることだってあるわけですよ。
見落としていた、今彼が、好きな、ジオウの話をただただすればいいんだった!というごく当たり前の事実。
彼の目線に立てば、今好きなもの、そのものを、今日見たジオウの話をすれば、それが楽しい。
次の回の話をして、また、次の回の話をして、それで充分彼は楽しい。
相手の目線に立てば、この可能性に気がつける。
でも、それは僕にとってもうれしいことです。
今までになかった喜びや楽しみです。相手の目線に立って、相手の喜びや楽しみを共有できればとてもうれしいじゃないですか。
その先のこと、その奥のことなんて、いつでもいい。いまじゃなくていい。
今は、ジオウについて語り合えばいいんですよ。
昭和のライダーシリーズを知らないから、あかんとか、平成ライダーのアレを見てないとあかんとか、そういう話じゃないんですよね。
なんでもいい、自分の好きなものを楽しんでくれる人が一人でも増えたら、それはとってもうれしいことなのです。
自分が好きなもの、大切にしているものは、他の人にも同じようにしてもらいたかったり、夢中になるあまり、押しつけてしまったりすることが起りやすいです。
尺八、和楽器が大好きなみなさん、大切にしているみなさん、布教(楽器体験、レッスン、合奏、コンサートに誘うこと、さまざまなことすべて)は、相手のことも思ってやりましょうね。
仮面ライダーがわかり難い場合は、どの「プリキュア」を紹介するのかで考えてみるとわかる人がいるかもしれません。
「プリキュア」は、人数やら絵柄もいろいろ要素が変りますからね。
好みがそうとう分かれると思います。
ちょっと想像しただけで難しそう。
「おジャ魔女ドレミ」の全シーズンを紹介するのとはちょっと違いますよ。
いろいろなジャンルの悩み事、いろいろなジャンルの解決策、自分の関わっているジャンルに応用してみたらってお話でした。
「盾の勇者の成り上がり」が面白くて、他になにかないかなとAmazonプライムで物色しています。
「ソードアート・オンライン」を見て「ゴブリンスレイヤー」も見て「オーバーロード」1~3期まで見てしまった僕になにか次のお勧めありませんか?
ぜひ僕に布教してください。
僕が面白いと思ったアニメのコメント欄、作画がクソ、物語とはいえ整合性があわない、見ていて胸くそ悪い、これを楽しいと思う人の気が知れない。などといった言葉であふれていました。
ま、そんな人もいるし、そうじゃない人もいる。
こんなふうに、いろいろなものにおいて、批判コメントの方が多い状況をよく見る。
どうしてこうなるんでしょうね。
どうしてそうなるか、また今度、僕なりの考えを書きます。
ではごきげんよう。
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