告知・広報を考える。チラシについて【1】演奏者、出演者への信頼

平成から令和になった今、あらためて告知広報のあり方を考える企画です。
自分の考えの分析と整理から、何か新しい発見がないかまとめています。

それでも、どなたかの役に立ったりヒントになったらうれしいです。
今回は、チラシにおける「信頼」の要素の一つについてです。

 

【1】演奏者、出演者への信頼

例えば、トマトソースのパスタ、という超定番!
こまったら、これをたのんでおけばいい。おいしいということもみんな知っている。
期待を外すことはないし、食べたことあるし。
それだけで、注文殺到です。

一方は、ご当地グルメ、ご当地B級グルメ、地元の定番、といったところです。
もしくは、一度も食べたことのない、謎の名前の料理。。。。
さて、どうやって注文をとりましょうか???

 

 

演奏者がメジャー、有名、その名前だけで、人を惹きつける。

演奏者が有名であれば、そのチラシに書かれているプロフィールや中身や内容なんて問題ありません。
だって、その演奏者が有名ですから。

プロフィールの中身を読んで、なるほど!と思ってコンサートに来るのを決めるのではなくて、もうすでに、その演奏者を知っていて、聴きたいからコンサートを選びます。
それで、その方のプロフィール、経歴が細かく乗っていたら、知識としてしれてうれしい、くらいのものでしょう。

有名な、皆が知っている演奏者は、本当に限られた存在です。
業界で有名、というのも、微妙な有名です。

演奏者がメジャーと言うだけで、満席になるものは、限られた演奏者にしか起こらない現象だと考えておいた方が良いです。
当たり前ですが。

 

そうじゃない演奏者はどうやって、お客様にきていただけるだろうか?

特に全国的に有名でなくても、歴史がある、継続している、実績のある個人、団体や学校などなら、それが理由でコンサートを聴きに来ていただけます。
その地域には、活動を応援しているファンがいるということです。

ただ、これには一つ限定するものがあって、全国的に有名ではない、ということです。
地域、地方、に限られて、応援してくださる方がいるということですね。
ならば、それぞれの地域や場所にあわせて、チラシへの掲載内容、プロフィールの内容を検討することが必要になると考えると強いですね。

チラシには、いろいろな工夫が必要、ということになります。

いくつかの要素に「信頼」をちりばめて、興味を持ってもらう、安心してもらう、楽しみにしてもらう、という仕掛けが必要になります。

無名の演奏者でも、写真やプロフィールには工夫する必要があります。
よく考える余地があります。
参考にしてはいけないのは、名前だけで集客できる演奏者のプロフィールです。
プロフィールなんかなくても、名前だけでいいですから。

とはいうものの、そういった方ほど、細部までプロフェッショナルです。
そういたメジャーな演奏者のプロフィールにこそヒントがある場合もあります。場合も、です。

チラシに掲載できるプロフィール欄は限られています。
経歴や師事などをだらだらと書くような、何の工夫もない、くだらないプロフィールだけは辞めましょう。

開催する場所、地域によって、どんな対象に届けるか、ということを考えなければいけない。
対象に伝わる内容の、プロフィールにすることがとても大事なのです。

経歴、師事をだらだら書いたプロフィールはとても簡単で楽です。
ただし、そのぶんだけ、興味を持ってもらおうとする努力をしていないということです。

さてさて、信頼に関しては、ざっと考えて、4つほどあります。
また今度、2つめの信頼について考えてみたいと思います。

ではごきげんよう。

 

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