いよいよ変なことを言い出したぞと思われてしまう「その音が鳴るポイントを狙う」という話

さて、僕が大切にしている「出したい音を心地よくならすための3つの要素」ということでお話ししております。

その中の一つ、「その音が鳴るポイントを狙う」に関してです。

 

これはとても文章にするのも、動画にするのも難しい話で、そういえばいうほど、ウソ科学みたいな、精神性の、祈りの、願いの、超常現象的な話に思われるそうで心配です。

これは、実験的な話でもありますし、なるほど!と思える話でもあると思います。

 

まずは、動画でなにやらしゃべっていますので、聴いてあげてください。

 

 

出したい音の「鳴るポイント」を無視して吹いても、良い音色にはならない。

音は出ていても、100%ではない。

といった感覚でしょうか。

 

 

・乙のレも、甲のレも、同じ指使いなのに、明らかに違う音を吹き分けている。

・乙のロを朗々とならしたいのに、ひっくり返ってしまう。

この現象も「出したい音の鳴るポイントを狙って吹く」という要素の影響によるものなのです。

 

 

いろいろな条件があわさって、音、音色、鳴っている感覚、が充実してゆきます。

 

唇のこと、息のこと、だけを頼りにしていた方には、あたらしい手がかり、あたらしい武器、あたらしい調整要素が増えたと思ってもらえるとうれしいです。

 

操作が、コントロールが、とりやすくなります。

3つの要素が互いにバランスをとって、自然と音が成長してゆきます。

何かが変化すれば、それにつられて、どれかの感覚が鋭くなればそれにつられて、お互いが変化してゆきます。

 

唇の状態のポイントだけで100点をとっているAさんよりも

唇の状態で70点、息のコントロールで70点をとった合計140点のBさんよりも

唇の状態で60点、息のコントロール60点、鳴らすポイントを狙うで60点をとった合計180点のCさんがいい音なんです。

そしてすべてで100点を取れれば、その差は歴然です。

 

いい音にする、という点数のとリ方は、いろいろな要素の合計点だと思います。

自分の音が、よりよい音になる可能性を秘めていると信じて、あたらしい可能性にチャレンジしてみませんか。

 

 

明日は具体的な練習方法を紹介したいと思います。
僕が実践していること、生徒さんにやってもらっていることです。

 

では、ごきげんよう。

 

※今日のごはん写真
大根おろしをのせて、さっぱりとさせたのでカロリーゼロ。

 

 

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