竹でなければ尺八ではない。
やっぱり尺八は竹じゃないといけない。
僕は何の考えもなしにこういった結論にはたどり着きたくないです。
それならば、尺八はもう終わった楽器です。
機能を最高に発揮できる曲は、古典本曲。
それを最高に表現するのは、古管。
これらは、もう出そろっていて、それによる演奏、コンサートは、今日までずっとされてきたわけです。
で、その結果が今です。
確かに素晴らしいものです。
でも、そう言い切ってしまうと、終わっている楽器でこのまま滅ぶ楽器、と断定しているだけだなと、僕は感じてしまいます。
昔からずっとあるものが、これからもずっとある。
民族楽器として、民族の傍らに常にあるには、その時代と共に生きていないといけません。
これが僕の考えです。
ある時代のある瞬間のものが最高、と考えを止めてしまった瞬間に、時代と共に生きることを放棄し、保存することを目的とします。
ならば、時代と共に生きること、その時代のなかで変化するものの存在がなければ、終わりになるのは目に見えています。
あくまで僕の考えですので、価値感が違う方には共感出来ないとは思います。
それはそれでいいので、問題ありません。
僕は僕の価値感で尺八と共にありたいと思っています。
さて、長々と書きましたが、竹ではない尺八、新しい時代に突入しました。
泉州尺八工房さんがエアリードエックス社と共同開発した国産メタル尺八。
AireedX
僕はこの楽器の出現にソワソワしています。
そしてそのポテンシャル、能力にとても魅力を感じています。
何度かブログでも書いています。
今回、泉州尺八工房の三塚さんに「ぜひ、試奏させて欲しい!」と無理にお願いして、演奏家の方たちに貸し出しているプロトタイプを貸していただきました。
この楽器のポテンシャルや、僕の考え方、思いを少しでも伝えられたらと、いつものように動画にしました。
僕の個人的なレビューですが、動画の結論を先に行っておきます。
国産メタル尺八AireedXは、竹の尺八の代用品ではありません。
竹では実現できない領域に突入した尺八です。
自分にとって最高性能の尺八を吹いて楽しそうにしているだけの動画ですが、ぜひご覧下さい。
尺八はまだまだ未完成の楽器だと思っています。
演奏家として、作曲家として、自分ができることを一生懸命やります。
結論なんか出てない!
やるぞ!
では、ごきげんよう。
※今日のごはん写真
ひさしぶり、みなさんのごはん写真です!
フミグル_マン@fumi_fumi108さんからいただきました。
冬でもかき氷を食べられるお店があるそうです!めっちゃおいしそう!
食べたい!シャインマスカットかなぁ。かき氷は、どれだけいっても氷です。氷はゼロカロリーです。
体がひえますので、冷えた体を温かくもどすために、一気にカロリーを消費します。結果、練乳たっぷりでもカロリーゼロです。
僕のごはん写真がネタ切れになっております。
明日の写真もないレベルです。
ぜひ、みなさんのごはん写真ください(笑。
似顔絵も募集してます!
【アイキャッチの写真募集します!!??】
みなさんのごはん写真、くじらさんの似顔絵!?など、TwitterのDMでコメントを添えて送ってください!
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尺八に関すること、もちろんそれ以外でも、質問・疑問もいただけたら、それにも僕なりの考えや体験談をお答えいたします。
尺八ワンポイントアドバイス、文字では限度もあります。
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