「えんとつ町のプペル」映画見てきた。すみません。自分語りさせてください。

全然比べるものじゃない。

そんなこともわかっている。

人それぞれに夢があって、人それぞれに夢に折り合いをつけて、人それぞれに力強く生きている。

 

だから、自分の人生だけが特別だとは思うのなんて勘違いだと思う。

 

けれども、たまには、僕が一生懸命にやってきたことを思い出したい。
僕は、今日までよく頑張ってきたな。って。そんで、これからも頑張るんだって。

(アレ?炭治郎のセリフ見たくなっているけど、今日はその話じゃなく、、、)

自分語りすみません。お付き合いください。
まあいいや、って方は、今日はここでありがとうございました。

 

 

 

僕は、僕の生き方の中で、

 

それは無理。

そんなの出来るわけない。

バカなこと言っているんじゃない。

 

っていわれた。

でも、やってきた。

 

 

地方で音楽で生きるのは無理。

 

めちゃくちゃ言われた。

でも、とりあえず今生きれてる。

 

 

働きながら出来ないのか?

 

これもめっちゃいわれた。
働きながらやっている人の様子はなんとなくわかったから、働きながらやらない選択肢を選んだ。
だって、違う結果を生まなきゃ意味ないし。

 

こういったころになぜ、自分が理解出来る考えの発想しかでてこないのだろう。
自分が理解出来るやり方に押し込めようとするのだろう。とも思った。

 

子ども達の合奏団で日本音楽集団の作品を演奏出来るようになるんだって話をしたら、バカなこと言うんじゃないって怒鳴られた。

マジか!って思った。
子どもの成長を夢見て語ったら、怒られるってあるんか??

ジュニアのオーケストラだって、大人と同じ譜面で演奏するでしょうが。
なんで、和楽器でそれを目指すことを考えると、無理って決めつけるの?怒鳴られるの?

 

東京での仕事の時になかなか上手く出来なくて、

頑張っているふりだけしててもしょうがないんだよ、とか

そこから音楽が聞えてくるとは思わないんだよ、とか

その尺八の吹き方はちがうんだよ、とか

地方で先生と呼ばれて調子のってるんじゃねぇよ、とかも言われた。

 

けっこう腐されたなぁ。

頑張っているフリって、頑張ってんだよ、必死なの。
僕は目指す音があって、そこめがけて頑張っているんだよ。

結局、自分の実力不足が原因なんだけど、つけいる隙を与えた自分の実力不足を悔やんだ。

地方で先生と呼ばれる立場になる努力したこと、軽く見積もるんじゃねぇよって思った。
地方まとめて、先生って呼んでくれる人たちまとめて、馬鹿にすんじゃねえって思った。

でも、そんな馬鹿にされるような原因になった自分の実力不足を悔やんだ。

僕が新潟で演奏家として生きているのが嫌だったんだろうな。
演奏で生きるのは、東京じゃなきゃ無理、という考え方を否定されるような気持ちになったのかもしれない。

結局は、地方で全部ひっくり返してやるって思ったし、覚悟もきまったし、エネルギーになった。

 

地方では無理っていっていた人は、僕が諦めないでなんとか生きていることを知ったら、

無理だ、出来るわけない、って言っていた次には、

癒着でズブズブだから仕事があるとか。

言い出すし。

そんなもんで、なんとかなるんだったら、もっと楽に生きてるわって思う。

 

自分が出来ない理由を何か別の特別な物に置き換えないで欲しい。

出来なかった自分の正当性を確認したいからって、僕の人生も同じように思わないで欲しい。

思い通りにならない自分の悔しさを、僕の人生を腐して晴らさないで欲しい。

 

そう思った。

 

もちろん、否定する人ばかりじゃなかった。

ちゃんと、応援してくれる人もいた。
無理解で、適当に応援してくれるのではなく、ちゃんと理解した上で。

力になる言葉ももらえたし、自分が頑張る理由にもなった。

仲間だって出来た。

そういった人たちとの会話はすべてが楽しくて、すべてが学びになった。
そういった方々には、感謝しかないし、ずっと尊敬している。

 

 

ちょっと前まで、悔しい気持ちとか、見返してやるとか、そういった気持ちをエネルギー源にしていたときもあった。

 

今は、大分穏やかな気持ちにもなってきた。

安定しているとか、うまくいっているとか、そういうわけでもない。

 

そんなことを気にするよりも、もっと自分が頑張れることがあると思ったし。

腐す人が僕を腐す理由、否定したくなり理由も理解出来るようになったからだとおもう。

 

自分がどうやて生き抜くか、悩んで考えて動いてきた。

自分の考え方や、やり方は大丈夫かと迷ったりした。

 

そんなときに、これまでやってきたようなことを確認するような意味で、3年前にキングコング西野亮廣さんの「革命のファンファーレ」を読んだ。

なんとなく、間違ってなかったんだと思えて少しホッとした。

自分がわからないこと思いもしないこともそこにはあった。
だから、これからもっとやることも決まった。

 

そこで、

絵本、えんとつ町のプペル。

 

なかなか手が出せなかった。

読むとヤバそうな気がしていたから。

 

無料公開を読んだ。

 

泣いた。

号泣した。

 

すぐに絵本を買った。

 

また泣いた

また号泣した。

 

ウソだと思われるかもしれないけど、号泣した。

 

なんか、自分のことのように思えてしまって。

 

 

全然比べるものじゃない。

そんなこともわかっている。

 

 

でもさ、僕もなんか頑張ってきたんだよなって。

信じて。

これからも、それしかない。

 

 

たぶん「えんとつ町のプペル」は、だれもが共感出来る物語だと思う。

登場人物の誰かに。

 

それぞれの立場があって、生き方があって。

 

正しいとか、正しくないとかでは、語りきれないような。

 

いろいろな立場があるからこそ、その上で未来を閉ざすような考え方にはならないようにしたいと思った。

 

 

まだ、僕は一つ一つの小さな成果を積み重ねている段階。

多分、ずっとそうだと思う。

大きな結果も出していない。

だから、誰とも変わらないし、普通の人だと思う。

 

でも、何か積み重ねてやってきた。

全くのゼロではない。

中身のない状態なんかじゃない。

 

自分がそうなりたいと願った夢も、誰かに託したと思えば良い。

 

みんな頑張っている。

 

ただそれだけを思って、僕はこれからも頑張る。

 

 

2020年の最後にとっても良い映画を見る事が出来た。

もしよかったら、みなさんもぜひ。

 

 

ではごきげんよう。

 

 

※今日のごはん写真

僕は夢を追い続けているのか、夢に折り合いをつけて頑張っているのか。
そんなことも思ったなぁ。

さて、これまでのことはとりあえず書いた。

これまでよりも、これからだ。
これからどう生きるか。

 

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