偽りの達成感に気をつけたい。もしかしたらその思考が習慣化しているかもしれません。

昨日のブログでは達成感の話をしていました。

今日のブログに微妙につながるので、今日のブログをよんでもし興味がわいたら、昨日のブログもよんでみてください。

新潟市はたまに大雪になり除雪をしなければいけないときがあります。

さて、達成感という話です。

結論から言えば、

達成感は自分が本当に達成したい成果がでなくても得られてしまう。

と僕は考えます。

 

だから一歩間違えると、無駄な努力に時間を注いでしまったり、結果や成果が出ない状態でも達成感があるから、安心、納得してしまうという危険性あるので気をつけてください。

という話になります。

 

 

例えば、

試験前、テスト前で勉強をしなければいけないのに、掃除をしてしまう。凝った料理をしてしまう。

というの。

 

これ、遊んだり、ゲームしたりするのとはちょっと違う行動ですよね。

ゲームとか遊びは、ダメな行動って思えますが、掃除、料理、たとえば除雪なんかも一見ダメな行動に見えないからなおさらです。

 

テスト勉強の結果、というのは、すぐに出ないです。

でも、掃除したら綺麗になる。

料理もできあがる。

と、自分の行動の結果が短期で目に見えるものです。

 

すると、達成感が得られます。

 

試験勉強をする、ということの達成感ってなかなか得られないですよね。

だから、何時間、とか具体的な数字に頼ってしまう。

でも、勉強は何時間でもなくて、量とか質ですし、何時間かけても意味がまったくないわけです。

 

 

本来、達成したい目的があるのに、短期で得られる達成感に置き換えてしまいたくなる。ということです。

 

で、これで物凄く気をつけたいこと。

 

頑張った。

苦労した。

辛いことを耐えた。

何分やった。

 

見たいなものですね。

 

楽器の練習でこれらはハッキリって無意味だと僕は思います。

でも、これらの感覚は、簡単に達成感を得られるわけです。

 

 

除雪をして、雪を綺麗にした。

体が心地よく疲れている。

なにか、生産的なことをしたと思ってしまう。

でも、実際は環境を整えただけで、なにも生産的なことをしていないわけです。

 

テスト前の勉強中に掃除をする。

これも環境を整えることにつながります。

そのととのった環境で、集中して勉強出来るかどうか。がポイントになります。

 

掃除しただけなのに、脳は勉強も頑張った、と達成感をすり替えてしまうわけです。

 

もちろん、気になることを取り払って、後はやるだけだ!という気持ちにして、取り組めば成果は大きくなるでしょう。

ポジティブ系の発送ですね。

まだ時間がある。まだ余裕がある。と。

 

でも、ポジティブを超えてしまうと、掃除をしただけで勉強もした、と思っちゃうわけですね。

 

怖い。

 

また、時間の話もあげましたが、徹夜をした、という時間経過だけで、中身内容、質を無視した達成感だって存在します。

 

 

楽器を練習するときに、気をつけたい「偽の達成感」は何だと思いますか?

 

時間

苦労

辛い

しんどい

我慢

 

絶対このあたりです。

もう、これを基準にsるのは絶対に辞めてください。

 

短期的に達成感が得られるので多くの人が勘違いしています。

 

練習の結果、上達の成果、なんて短期で得られるわけがない、と考えがちです。

でも、そうじゃないです。

具体的な内容、目的、を設定して、練習すれば、全くそんなことないです。

 

結局、その積み重ねです。

 

 

もちろん、偶然、という要素で出来ることも大事です。

大歓迎で受け入れてください。

 

でも、ダラダラ時間をかけても、

しんどいまま、我慢をして、つらいを思いをしても、手に入れたいモノは手に入りません。

 

 

これは、思考をガラッと転換しなければいけません。

我慢すること、辛抱すること、辛い思いをすること、が伴わなければ成果が出ない、という価値感の中で過ごした経験が多いかもしれません。

それを受け入れる、当たり前だと思うのを辞めてください。

そこからがスタートです。

 

さあ、これはもっと膨らんでいきます。

何かを我慢したり、何かを辛抱したからと言って、音楽が仕事になるわけではありません。

我慢すること、辛抱することが目的になってしまう思考になったらもうダメです。

自分が得たい成果につながる行動を起こすしかないんです。
具体的に。

 

このブログを読んでくださっているみなさまだからこそ、ふっと気づいて欲しいです。

本当に自分の出したい成果、得たい結果があるのに、偽の達成感でごまかしていませんか?

 

 

僕自身も気をつけたいと思います。

 

 

では、ごきげんよう。

 

 

 

※今日のごはん写真

何時間練習したら上手になりますか?プロになれますか?

こんな質問が全く意味がないこともわかると思います。
何時間練習した、という安心が得られるだけで、成果はでません。

もちろん、練習時間がゼロではダメだと思います。

勉強に関しては、こういった考え方が一般化しつつあるんじゃないでしょうか。
時間ではなく、質、量だということ。

短時間で大量に質の良い勉強をする時間を過ごす。

もちろん、この短時間が、30分、って思うか、1時間、5時間って思うかはそれぞれだと思います。

スポーツでも音楽でもこの思考は重要です。

でも、あまりそのようにかんがえられないですよね。
そうならない原因、それは、部活動のスタイルにあるんじゃないでしょうかね。
伝統、歴史。
刷新されない理論。

結局、足を引っ張るのは、具体的な理由のないものなんです。

 

 

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