1つしかなかった世界が多様な世界になったことに気がついていないのかな?そんなことないでしょ。

先日のブログ記事は、

「芸を深く追求することのみが尊いのか!?広く波及することは軽薄なのか!?」

という話題で話しておりました。

今日はその続きです。

ですが、今日の記事を読むだけでも、何かしら得られるモノがあると思います。
今日の記事を読んでいただいて、もし、さらに知りたいとおもったら、昨日の記事もお読みください。

芸を深く追求することのみが尊いのか!?広く波及することは軽薄なのか!?

今日、押さえて起きたい考え方は、

「需要」です。

そして「一部の需要」というのが実は結構なキーワードになります。

 

「一部の需要」にこだわりすぎるあまりに、「その他の一部の需要」を無視してしまっている。

無視していいと、考えている。考えるようになった。なってしまった。

それも大きな問題の原因でしょう。

 

誰もが和楽器のジャンルを限定しすぎている

一般の印象はもちろん、和楽器に関わっている業界すべてが限定しすぎていると思います。

 

「和楽器」という言葉の拘束力。

「流派」という言葉の拘束力。

「和」という言葉の拘束力。

「邦楽」という言葉の拘束力。

 

感じませんか。

 

こうあるべき。

こうしなければいけない。

これしかやっちゃだめ。

これしか出来ない。

 

という固定概念。

 

固定概念をさらに固定していくこと

これが、1つの頂点を高める、極める、ということは同じでしょうか?

 

違うと思う人もいると思います。

 

でも、違うと思っているのに、

高めず、極めず、

狭めるだけ

になっている場合もあります。

 

その固定観念を貫いて、極めればなにかになるかもしれません。

 

三角形△を思い描いてください。

三角形の頂点を引き上げれば、領域は増えます。

領域が増えるように頂点を引き上げるには、いろいろな条件があります。

 

底辺部分まで、引きずられて狭くなっていくと、領域はひろがらない。

つまり、裾野が狭く、頂点だけが高い、ほっそーーーーい三角形になります。

 

一方でも同じです。

その固定観念をほどいて、極めればなにかになるかもしれません。

横長に幅の広い、三角形になるだけでいいのでしょうか。

 

 

固定観念をほどくこと、と頂点を引っ張り上げることは両立しないのか。

この考えが大事だと僕は思っています。

 

頂点を引っ張り上げること

裾野を広げて伸ばすこと

両方が揃っていることで、効率的に領域を広げることになります。

 

しかし、頂点を引っ張り上げるだけでは、裾野は広がりません。
領域が広がることにつながらなければ、裾野がそのままの広さ、いびつな三角形にしかなりません。

裾野がそのままでなく狭まっていくことすら考えられます。

裾野を伸ばすだけでも、同じような結果になります。

 

領域を増やすことを考えなければいけないのです。

 

そのためには、頂点、裾野の役割が必要なんですね。

わかっている人、つまり、その先端に近い人ほど、その役割の重要性を理解しています。

いまいちわかっていないのは、中途半端な人たちです。

 

三角形は1つなのか?

さてここで、ちょっと発想の違い、視点に違いがあるか、の素養があるか、わかることがあります。

さらに、発展するか、飛躍できるかのポイントになります。

 

 

 

頭の中に描いた三角形が平面図であることに、違和感を抱いた方、いませんか?

 

 

違和感があることを感じていたら、多様な世界を生み出せるかもしれません。

 

 

そこなんです。

2次元でみるよりも、もっと立体的に考えて見るのがポイントです。

 

頂点は1つではありません。

裾野を伸ばす方向は、1つではありません。

 

そして、その塊は、1つではありません。

 

もっというと、1つではないように見えますが、地面のした、見えない部分で、つながっています。

 

表面上しか見ていなかったら、それには気がつきません。
つながっていないように見えるかもしれませんが、根っこ、見えない部分では、つながっていることに。

 

 

そして、こういった考えをいつの間にか、消されている人もいるかもしれません。

環境のせいかもしれません。

 

こんな風に考えられると、うれしくない人たち、がぼんやりと存在します。

 

詳しくは言及しませんが、またいつか書きます。

でも、とっても大事なことは、

 

 

多様な需要です。

 

 

だから、一人の才能では、無理でしょう。

 

一人の才能では、無理なのに、イスの奪い合いをしているのを見て喜んでいる人もいます。

1つのイスを目指す、奪い合う。

でも、そのイスは、あなたのイスではないんです。

 

奪い合わせている人のイスです。

 

正解は、

自分が座るイスは自分で作る。

そのうえで、他人が座るイスも作る。

 

 

だから、いろいろな地域で、いろいろな役割で、いろいろな人がもっと活躍できる。

多様であることが、多様な需要に応えられます。

 

でも、それを独り占め召したがる人がいる。
まあ、二流ですね。いや三流か。

三流だから、結局腐らせるだけなのです。

 

 

とはいえ、

僕はそう思ってずっと活動していますが、いやーなかなかうまくいきませんね。

僕も所詮三流ですな。

 

がしかし!!

思考や考え方、掲げる理想は超一流を目指しております。

 

僕がこんな考えになれたのも、僕の先生達が自由にやらせてくれた結果だと思います。

僕は人に恵まれているなぁ。本当に。

 

 

ちょっと今日はここまでにして、また明日にします。

少し僕の気持ちも出てくる話になるので、ちょっとキツい言葉を使うかもしれませんが、読んでもらえるとうれしいです。

 

 

 

では、ごきげんよう。

 

 

※今日のごはん写真

ブルーオーシャン、レッドオーシャンという言葉があります。
わからない人は、調べてくださいね。

レッドオーシャンで争うのをさけて、ブルーオーシャンをねらう。

これは、逃げているのでしょうか。

決してそんなことはないです。

ブルーオーシャンも見誤ってしまえば、何も成果を得られません。
ブルーオーシャンには獲物がいないから、誰もいないんです。

争う人だけが多いのに、獲物もいない場所もあるかもしれませんよ。
争わせることがビジネスになっている人もいるかもしれませんよ。

視点を変えなければ、わかったふり、理解したつもりなだけです。
そんなのわずかな要素でしかないと僕は思います。

自分が達成する目的のために、手段を選んでいくことが、やっぱり大事ですね。

さて、地方で音楽家として生きるのは、難しいのか、簡単なのか。。。。
インターネット上、SNSなどでフォロワーをえることは、難しいのか、簡単なのか。。。

どんな視点で考えてみたかで、結果は大きく変わりますね。

結局は、やるかやらないか、ですが。

 

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