限定する意味があるのか?意味があるというならば、それを押しつける意味はあるのか?

いやー久々。

ひさびさだったなー。

 

歌謡曲を和楽器で演奏しただけ。

尺八でやる必要がない。

和楽器でやる必要がない。

ポップスを和楽器で弾くことに意味あるの?

フルートでやればいいじゃない。

ハープでやればいいじゃない。

 

 

あたりの言葉。

もうね、何度でも言いますが。

 

 

こんな考え、もう辞めた方がいいですよ。

 

 

何かを否定するような思考は辞めた方がいい。

 

 

じゃあ、鯨岡さん、あなたは古典とか古い曲、昔の曲をやることを否定していないのですか?

七孔尺八でそんなチャラチャラしたことばっかりして、古曲も、本曲も吹けないだろ。

たいしてうまくもないくせに。

 

と言う人もいるかもしれません。

まあ、いるでしょうね。

 

 

これも、何度も表明していますが、否定していませんからね。

もうそんなんて、完全に思い込みで、決めつけですよ。

僕にそんな感じであって欲しい、というような。
そうであってくれ、そうであってくれないと、、、、という切実な願いのようにすら思えてきます。

 

 

さてさて、僕のスタンスは、

 

和楽器は、多様化するべきだ。

 

というスタンスです。

 

このようにと考える理由は、ずっとブログでも書いています。

 

多様化するべきだと考える理由は、

生き残る道を必死で模索しなければいけないから。

 

限定することを否定する理由は、

生き残る道を閉ざすことになるから。

 

 

これにつきます。

 

 

限定することで生き延びることが出来た時代もあります。
その成功体験ばかりにとらわれていることが、よくない結果になっていることに気がついた方がいいでしょう。

 

そもそも、本来、本物、といった言葉を気軽に使う人ほど、そこを見誤っている。

そんな風に思うばかりです。

 

 

まだ答えは出ていない。と考えられるかもしれないけど、今はもうギリギリです。

 

本物を、和楽器らしさを、和楽器こその良さをと言えているうちに、可能性を否定している人。

 

乗り込んでいる船は、とっくに穴が開いていて、ゆっくりと沈んでいっていることを見てみぬふりをしていませんかね。

もろとも、沈む覚悟があるんだろうな。すごいな。と思います。

 

その船と共に沈みながらも、最後まで生き延びる大事な人もいます。
そうでもない人のほうが圧倒的に多いのですが。

 

小さな船に乗り換えて、沈まないことで、自分たちの船で進んでいくことで、生き延びることがたくさんあります。

 

もちろん、乗せてくれる船があったら、その船に乗り移って逃げればいいですけど、その船って自分が否定しいてた船です。

そうなると、もう肩身狭いですよ。

 

でも、どうかな、そういった面の皮の厚い人は、平気でその船でも我が物顔するか。

迷惑だなぁ。

 

 

答えが出てからじゃ遅い。

 

結果や成果がでていないからこそ、必死になればいいじゃないですか。

他人に皮肉言っているヒマがあったら、マジで練習しれ、

何をどうしたら、尺八に興味を持ってもらえるか。

尺八をやりたいと思う人が増えるか。

頭ひねって、考えて実践して、試して、修正してまた取り組め。

 

自分のしたいことは、自分で実現するしかない。

 

他人に期待して、他人に委ねるな。

 

 

僕達の活動は、誰かの活動を邪魔したり、否定したり、遮ったりするモノではない。

 

自分の活動を遮っているのは自分自身。

 

自分への障害は自分自身。

 

 

さあ、僕も頑張っていくぞ。

自分自身の壁を打ち破っていこう。

 

もちろん、やりたいことをやる。

やりたくないことはやらない。

 

これがとっても大事な軸です。

 

演奏理論も、演奏活動も、ビジネスも、同じ事に基づいて動いています。

 

先日こんなTweetをしました。

リツイート元の作者さんにリツイートされてめっちゃうれしかったのです。

 

で、こんなことを書くと、お前はどうなんだって言われると思うんです。

 

「お前は開いているのか?」って。

逆から見れば、お互いさまだろって。

 

そうなんです、たしかにそうなんです。

 

だけど、論点がちょっと違うんです。

 

僕は僕で閉じた世界にいます。

僕の閉じた世界。

 

そのことを理解しています。

 

そして、同じようにみんながみんなの世界を持っていることを理解しています。

 

そこなんです。

そのことを理解しているか、自覚しているか。が大きく違うわけです。

 

 

なので、僕がすごく嫌だなって思うことがあります。

それが、特殊なモノ、特定のモノ、限られたモノ、といった、限られた状態に限定することを押しつける行為です。

自分の世界の正しさを照明するために、他の世界に出かけて行って、押しつけることです。

 

こればっかりは本当に辞めた方が良い。

 

こういった僕の考えも、僕は僕の世界で言うだけです。

 

その行為を行っている人を見つけて、僕の考えは押しつけません。もちろん。

だけど、早く気がつくような出来事があったほうがいいなって思っています。

願っています。

 

自分と違う世界に不安や心配を覚えるのかも知れません。

でも、安心して大丈夫。

 

影響の範囲なんて限られています。

 

自分と違う世界のせいで、自分の世界が影響を受けることなんてありません。

滅ぶことなんてありません。

 

もし、影響を受けるようなことがあるとしたら、それは全体の利益になるような大きな出来事です。

それこそ、世界がひっくり返るくらいに。

 

そんな中で、どうするかです。

多様性を理解して、自分が閉じた世界の人間だと自覚しているからこそ、その閉じた世界の価値は上がります。

 

自分の世界を大切に、コツコツと育てていく。

そうすると興味を持った人が集まってきます。

 

違う世界の存在が、自分の世界に興味を持ってくれない理由ではありません。

 

そういう人はもともと、その世界には興味を持っていないんです。

違う世界を潰せば、消せば、否定すれば、自分の世界に人が集まってくるわけではない。

 

向き合うのは魅力ある世界をつくること。

ただそれだけ。

 

これからも、僕は、僕達は、自分たちが実現したいことを実現するために、伝えたいことを伝えるために、いろいろなことを取り組んでいきます。

今後もよろしくお願いします。

 

 

では、ごきげんよう。

 

 

※今日のごはん写真

自分の心がけがとしても、改めて見つめ直しておきたいことだな。
自分への揺るがない自信、確信。
それがなければ、舞台の上、人前、での活動なんかできない。
自分のもつ影響の外側、影響の内側をちゃんと理解しておこう。

【アイキャッチの写真募集します!!??】
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尺八に関すること、もちろんそれ以外でも、質問・疑問もいただけたら、それにも僕なりの考えや体験談をお答えいたします。


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