問題解決しない理由をお金の面から解説します。

ここ数日のブログのPV数に怯えている僕でありますが。

大手の三味線製造会社が廃業して「あなた」はどう思いましたか?

このブログ記事がとても読まれています。
広告収入でも入るようにしておけば良かったなと思うくらいに読まれています。
(広告収入の付け方がわからんのでできませんが)

廃業のニュースを受けて、援助したい、応援したい、という素直な応援の気持ちはとてもうれしいですし、ありがたいものです。
一方で僕は、文化だから、伝統だから、と甘やかされてしまうことを心配しています。

ネガティブに予測されるべき未来に向き合って、どうして行くかということを関わるものがまずは考えねばいけないと思います。

伝統、歴史、文化、という言葉を使えばお題目はととのいます。
でも、きれい事では、問題解決しないと思っています。

一個人がこんなところでグチグチ書いていてもなんの影響力もありませんが、僕はこうするよ、という宣言とか表明でもあります。
おもしろそうとか、共感する人とか、そうおもっていた、という方がいたら、力を合わせて、悩みなどを共有しながら、解決してゆきたいと思っているわけです。

 

さて、昨日の続きを書きます。

昨日のブログをまだ読んでない方はそちらを読んでからのほうが良いと思います。
ややこしい話をしておりますので、お時間のあるときにゆっくり読んでいただけますとうれしいです。

認めたくない事実が問題解決につながる。向き合わない理由。

さて、続きを書いてゆきます。

 

邦楽業界を構成する要素

先日のブログでは、

プロもアマチュアもひとまとめになっている。

と簡単にまとめました。

そして、プロとアマチュアというのを物凄く簡単に定義づけして分類しました。

その結果、向かい合わなくても良い理由、問題解決しなくても良いと思ってしまう理由、というのを書きました。

 

問題に真剣に向き合うと、いやな気持ちになったり、めんどくさく感じたり、するわけです。

これは、心理的にどうしてもそうなってしまうことなので、仕方ないと思います。

自分が大切にしていた物、自分が一生懸命大事にしていた物が否定されているような気持ちになるからです。

それを、拒否したり、守ろうとするのは、当然の反応です。

 

でも、気づいて下さい。

 

問題点はただの問題点であって、自分の価値や、自分の大切な物、これまでの努力、人格などが否定されるものではない。

 

そして、そのことに気がついたら、次の行動にうつせばよいだけです。

気づいたあとでに本当の価値が決まります。

 

爆速で成長するか、どんよりと停滞するか。

 

導き出されたネガティブな現実に対して、どう対策をして、自分たちの願うことに目指して解決していくことがポジティブな行動です。

静かにひっそりと沈み行くとわかった船で、気づかないふりをしているのか。
沈まないようになにかするのか。別の船に移るのか。

いまの局面でどんな変化がおきるのか。
もしこのブログに、何か書いておくこと、何かの役に立つなら、というつもりで書いています。

ほんと何様だって、感じですが。

 

僕はがっつり中にいる人間ではないです。

期待もしませんし、積極的介入もしません。
正直な話、僕は僕達のことで精一杯で、自分たちの船をしっかり進めてゆくことに命かけているんで。

また邦楽界を構成する要素に関しては、今、変化している部分もあります。
ざっくりとわけるにしても、そのことはまた別の機会に書きます。

 

お金の話から

お金の面から、問題と向き合わない理由を書きます。

 

まず、日本人のお金に関する基礎的なことは、多くの方がお話しされているので、僕が改めて言う必要はないかと思いますが。

 

あらゆる面において、

お金に対する考え方が未成熟

ということです。

 

わかりやすい例でいえば、

お金を稼ぐことを、卑しいこと、醜いこと、と考える。

たくさんのお金を稼ぐと、卑怯、ずるい、と考える。

特に音楽、芸術などでお金を稼ぐことに関しては、批判的な態度をとる。

といったあたりです。

 

例えば、このブログに広告をつけて収益化したら???
YouTubeに広告をつけて収益化したら???

「小銭稼ぎして」などと、なんで?ってくらいに、利用者に拒否されます。

 

これは、お金を稼ぐ、という点において考えが未成熟だから生まれます。

誰だって、仕事をしてお金を稼いで暮らしています。
その事実が存在するのに、こんな考えが植え付けられてしまいました。

理由は、もういろいろな人がいろいろ話しているので僕は書きません。

 

音楽の世界、邦楽の世界において、お金のことで書きます。

昨日のブログで、構成しているのが、アマチュアとプロがひとまとめになっている。という話をしました。

アマチュアに嫌われるので、プロは、お金を稼ぐことを隠す。と書きました。

 

わかる方は、もうここでピンとくるかもしれません。

 

お金を稼ぐ目的でない人と、お金を稼ぐ目的の人が一緒になっていてひとまとめになっているのってどうでしょう?

 

お金に対するリテラシーが低いと、いろいろな問題やほころびが起きると想像できませんか?

 

問題を解決して、演奏で収入を得ることを成長させてゆくと、お金に汚い、と非難されてしまいます。

問題を解決してお金に換えることができる、ということは、需要を生んでいます。必要とされています。
そんなにも、わかりやすい結果を生んでいるのに、業界から、中の人たちから、良い印象で見られないわけです。

 

じゃあ、同じように問題解決して、お金に換えていけば良いじゃないかと思いますが、そこで稼ぐ必要のない人は、問題解決しません。

お金に換えません。

 

なぜだ?

それは、音楽をお金に換えることは卑しい行為だから。

 

芸術、伝統、文化を「身銭を切って」守っている。と思った方が気分がいいです。

 

まして、実際に頑張ってやってみても、問題解決できなかったとき、お金に替わらなかったとき、自分が傷つきます。

 

そんな自分を正当化するために

安全なところで、お金に換える努力をする人を非難するのです。

 

これが足を引っ張るってやつです。

 

 

ちょっと長くなってしまいました。

今日はここまでにします。

明日は、もっと怒られるかもしれない。
炎上するかもしれません。

言いがかりだと、誹謗中傷だと。

でも、止まらないんで書き切っちゃいます。

こういったのも、もし、みなさんが大切な物を大切にする気持ちを利用した結果だったとしたらどうしましょう。
どこかの段階で、こうなるようにわざと仕組まれたものだとしたら。。。

 

いよいよ、都市伝説みたいな話になってきて胡散臭いですね。

 

ではごきげんよう。

 

 

 

※今日のごはん写真
僕はほどよく外側にいる人間なので、あまり中にいる人にむけてのメッセージは書いてきていません。

なので、このブログを読んでくださっている方は、ほど良く外側にいる人が多いと思います。
独学の方、僕と同じような方、迷っている方。
なので、何の話かちんぷんかんぷんぽんぱんの方もいらっしゃると思います。
本当にスミマセン。

ちょっと大胆に書かないといけないなと思いました。思ってしまった僕のわがままをお許しください。

さて、本文中で書いていた、邦楽界を構成する要素の変化について少し書きます。
プロとアマチュア、もちろん、その外側にもアマチュがいます。独学系の人です。

もうすでにプロとアマチュアとクリエイターに別れると思います。

そして、クリエイターはいずれ外側に行きます。
上手い言葉が思いつきませんので、クリエイターとしました。
僕の言いたい意味は内包されていると思います。

クリエイターは、別にそれだけでお金を稼ぐことにこだわらないです。
だから、僕のざっくり定義のプロとも違います。また、アマチュアとも目的が違います。
安定した収入のもとに、こだわりを持って、自分のやりたい音楽をやります。

それは、古典とか新しい物とか関係ありません。

そんなところです。

 

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